潜在意識と感情について

潜在意識

こんにちは。愛華です。

今日は、前回に引き続き、
『潜在意識と感情について』お話いたします。

 

前回、潜在意識は感情、インスピレーション、直感、記憶の部分の意識を司るというお話をしました。
潜在意識はあらゆる感情の元になっており、私達が感じる「嬉しい」「楽しい」「安心感」「信頼感」といったポジティブな感情から、「悲しみ」「怒り」「失望」「罪悪感」「恥」などのネガティブな感情まですべての感情を記憶の中にとどめています。
そして、私たちの苦しみの多くが、この感情を抑圧することで、様々な問題を引き起こし、人生が上手く行かない…だけど、どうしたらいいかわからないという原因になっているのです
もともと感情というのは、自然に湧き上がるもので、本来自由に発現するものですが、幼少期や過去の記憶の中で、

『◯◯ちゃんは、おねえちゃんだから我慢しなさい』
『男というものは、弱音は吐いちゃいけません』
『みっともないから人前で泣いちゃだめ』
『もっともっとテストで頑張らないと、良い人になれませんよ』
『こんなこともできないなんて、なんて悪い子なの?』
『女の子なんだから、もっとおとなしくしなさい』

といった、親や周囲の人達や社会のルールといったものからの押し付けや否定や制限によって、私たちは、幼い頃からの自分の自然な感情や純粋な願いを抑圧してしまい、その抑圧された感情は理解され、解放されるまでずっと自分の中に止まり、あらゆる人間関係や恋愛のパターン、金銭問題などに投影され、その記憶を再生し続けることで、いつも恋愛が上手くいかない。男だからずっと我慢しなきゃいけない。自分にはできなくて当たり前といったパターンを自分の記憶と共に自動的に人生に作り上げていくのです。

感情を抑圧することで、心は複雑化し、分裂し、ストレスとして身体的症状にも現れることになってしまいます。

しかし、本音では幼心に純粋な願いがあったのです。それを、ただ叶えたかっただけなのです。

本当は、純粋に何かを願い、叶えたかった』
『ただ、両親や愛する人に褒められたかった』
『お兄ちゃんだから、おねいちゃんだから、じゃなくて一人の人間として受け入れられて、愛して欲しかった』
『勉強なんてできなくていい。ただ、世界で一人のかけがえのない、ありのままの自分でいいと言って欲しかった』
『ただ泣いている自分を許して欲しかった』
『もっともっと褒めて欲しかった』

その本当の自分の想いや感情に気づくことで、自分の中にある苦しみや違和感、ボロボロになるまで頑張り続けなければいけない、いつも上手く行かないというパターンなどが解放され、現在の自分と本当に魂が望む願いのズレが起動修正され、本来の自分の願いと意志、行動が整い、願いを再び叶えることができるようになります。あなたは本当はどうしたいですか?どうなりたいですか?

感情とは、目に見えないものですが、とても大きな影響力とエネルギーを持っています。感情は大人になったからといって消えるわけではなく、エネルギーとしてずっと自分の周りに保持されています。ですので、人を見た時に「あの人ちょっと暗いよね…」とか、「あの人ってとっても明るい人!」といった雰囲気としてその人のエネルギーを醸し出しているのです。

私たちは、大人だから感情は抑えるのは当たり前で、とくに男性や日本人は感情を抑える事、周りに合わせる事が大切だと教えられているので、感情を表すのが苦手だったり、自分を押し殺してまで社会や会社に貢献することが善だという生き方が多いように思います。しかし、そんな生き方をしても息苦しくて、実際は今の世の中が幸せに満ち溢れていると考える方は多くないのではないでしょうか?

 

感情は、自然な物であり、私たちの人生の中心であり心そのものです。
抑圧しなければいけないものではないし、無かったことにしなければいけないものではありません。
まず、自分の想いにもう一度気づいてあげること、自分の願いを無視しないこと。
泣いて、笑って、喜んで、あなたの中の小さなインナーチャイルドの想いのまま、生きる事を許してあげてください。インナーチャイルド、潜在意識はあらゆる記憶とインスピレーションの元なので、解放されると自動的に少しずつあなたの人生に起動修正がされていきます。


インナーチャイルド『僕は、何でも信じちゃうし、ちょっぴり怖がりだけど、僕はなんでも覚えているし、僕は何だってできるんだ!本当はみんなのことが大好きだよ。だから僕の事を信じてね。』